ダムめぐり/群馬のダムすごろく/6

黒坂石ダム（６投目）

倉渕ダムのある倉渕村から黒坂石ダムのある勢多郡東村、群馬の端っこから端っこまで縦断である。ちなみに、群馬には「東村」という村が３つもあり（昔はさらにもう一つあったとか）まるで「南の島の大王は〜その名も偉大なハメハメハ♪」みたいな事になっていたのだが（しょうがないので郡名で区別する）、平成の大合併によりそのうち二つは（既になのかこれからなのか忘れてしまったが）消えてしまうそうである。で、その勢多郡東村、昨日行った草木ダムのあるところである。東村に二日続けて通うのは生まれて初めてかもしれない。また遭ったね、あの看板。

地図によると草木ダムのちょっと上流、左岸側の山奥にあるらしい。国道をはずれてちょっと細い道を進む。ちなみに今回は弟が運転してくれている。眠くなってもたどり着くのでラクチンだ。

山道を進む事しばし、眼前に黒坂石ダムが現れた。上に大きく突き出たローラゲートのレールが特徴的で、見ていてなんか楽しい。このダムは初めて見たが、群馬にはこんなダムもあったんだと改めて感心する。

山奥で無人ということで管理上の都合か、周囲はフェンスで厳重に囲まれており、天端もこの写真のように立ち入る事ができないようになっていた。堤体をしっかり見る事ができないのがちょっと残念である。で、この看板。

「本気」と書いて「マジ」と読む。「高欄」と書いて「てすり」と読むのか。あと、空き缶の漢字難しすぎ。ちなみに、このダムは発電用の取水ダムで山から下りたところに群馬県営沢入発電所があります。

もう日暮れまで後少しということで、今回はおしまいですが、さいころは振っておきましょう。

ということで、次のダムは三波川ダム（富岡市）です。→７投目